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今年のルノーが遅い訳

表題の通り、今年のルノーが何故遅いのか。
去年もそれほど遅くなかったのですが、今年はチャンピオンだった
アロンソをも向かえ万全の体制に見えたルノーですが、開幕してみると
去年よりそのポジションは下に降りている感じがします。
更に今週のバルセロナテストでは良いタイムを出しましたが、
それがあの色んなコンストのパクリしまくりエアロの出来のおかげなのか全く違う所にあるのか。

元々ルノーエンジン自体は高評価だったと言う訳ではありません。
しかしながらエンジン開発凍結の現在、それは極端に影響する部分とも考えにくいので、では遅くなった理由はどこにあるのか?と言う部分を考えてみます。

ルノーは05,06年でアロンソがチャンピオンを獲得した年は速かった。
どの部分が速かったのか?
それはマシンバランスが良く、しっかりとしたグリップからコーナリング性能が良かったと言う点に付きますね。
それをアロンソがしっかりと使いこなした結果でしょう。

その時と今の変更点と言えば、タイヤ。
当時はミシュランタイヤだったのが現在はブリヂストン。
ただこの変化は流石に今となっては他のチームにそれほど差を付けられる物ではないのがF1の進化の世界です。
アロンソは去年マクラーレンで序盤こそ苦労しましたが、半ば以降は浜島さんも認めるほどタイヤの使い方が上手くなった。
むしろハミルトンの方がタイヤを酷使すると言う評価になったものである。
となると、BSタイヤがそんなにルノーに合わないのか?と言う問題でもなく、その辺もある程度は既にクリアされているはずです。


この辺で核心に迫りましょう。
その答えは足回りにあります。
ハイパフォーマンスを誇った当時のルノーにはマスダンパーがありました。それにてマシンの重心やコーナリングバランスを整え、他のマシンに比べて非常にスムーズに曲がりやすいマシンを作っていたのだった。
そうなると当然ブレーキング時のマシンの傾き等も扱いやすくなり、ドライバーにも優しいマシンになっていたのだ。

突出したエンジンパワー、突出したエアロ性能、とか言う「突出」した何かも大きな武器になりますが、それらはある特定の条件の時に速いと言う結果を導き出すので、当時のルノーのように全体のバランスが取れているマシンが結果的にはシーズンを戦う事において有利な展開に持っていきやすいのは周知の事実。
それが現在のルノーにはなかった。

そのマスダンパーほどの足回りを開発出来たチームがでは今何故あの位置に下がっているのか?と言うとそれは・・・

去年から言われているスパイ疑惑騒動の渦中に未だにあるからなのです。

去年のシーズン中盤に既に日記には書いたのですが、マクラーレンがルノーへのスパイ疑惑を提示していました。
あの時私は「藪をつつくと蛇が出る」と言う表現で口を濁したのですが、シーズンが終了する頃にこの問題は当初の予想よりも大きくなったのです。マクラーレンのみ制裁の対象とされた事が。
ルノーはFIAのお膝元であるフランスのチーム。
実際彼らがアロンソを要して2年連続でチャンピオンを獲得した裏にはある程度のレギュレーション違反には目をつぶってもらったと言う裏もあったりするようです。
(フェラーリも大抵有利な判断をもらったりしますので、どっちもどっちですけどね。)

ただマクラーレンに対してあれだけの罰則が課せられ相当な大問題に発展したスパイ騒動と言う物に対しては、チーム側だけでなく主催者側もデリケートに扱う事を余儀なくされてしまった。

ルノーは既に新しいサスペンションを開発していると言われていた。
それが今だ疑惑騒動の渦中にあり、レースで使用出来ていなかったのだ。噂によるとそれはマクラーレンのサスに酷似していると言われている。そのまま使うとこちらもスパイ疑惑騒動に巻き込まれる可能性が高く、チーム側も使用を止められている立場にあった。

つまり今年のルノーは当初から有利な選択を捨てて不利なマシンにてシーズンを開幕していたのだ。

そして今回のバルセロナテストで使用した新型のサス、ミハエルを抑えてアロンソがトップタイムを叩き出した。
この時使われたサスがマクラーレンの模倣と疑われるものではなく、
マスダンパーの改良したものだとルノーから発表があった。
もちろんそれが本当かどうかは私には分かりませんが、次のバルセロナから一気に変わる可能性はあると言う事ですね。

ひょっとしてフライアウェイは捨ててヨーロッパラウンドまでFIAから使用禁止とされていたのかもしれません。
ただその新しいサスペンションが次回から投入される事になりそうです。

去年のスパイ騒動は他のチームにも影響を与えました。
そしてレギュレーションに再確認も強い影響が出ています。
エアロマシンを要するフェラーリが去年モンツァで負けた理由は、そのブレーキシステムがレギュ違反なのではないか?とのマクラーレン側からの提案がありFIAが動いた。その結果、フェラーリはそのブレーキをモンツァ移行使っていない。肝心のレースではライコネンがフリー走行で大クラッシュを喫する。あの時のマシンの挙動もブレーキの状態が悪かったのでバランスが崩れたのではないだろうか?それはマッサの決勝でも似たような事が。
それまで使われていたフェラーリのブレーキシステムを模倣して、現在他のチームも導入を試みているのですが、スパイ疑惑に巻き込まれることを恐れて公けには出せないチームもあります。
ちなみにフェラーリのブレーキを指摘したマクラーレンですが、何故そのブレーキシステムを知っているのか?と言う問いでスパイ疑惑が核心に変わったとも言われています。その時流出した情報が他のチームにも届いて実際に使いたいと思っているチームがそれを使えば、今年は躍進する事でしょう。

結局この世界は狭いもので、スパイ騒動なんて付いて回ってくるのですよ。多かれ少なかれ。

とりわけ来週のレースではルノーの進化を見たいと思っています。
どこまで盛り返してくるのか。それが今一番の楽しみですね。

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